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アートギャッベに記される、サフ・ジャマールってなに?

2018.09.24

こんにちは。新入社員の千葉です。

本日は三連休の最終日。程よく雲があり、過ごしやすい日ですね。

お店も午前から多くのお客様にご来店いただいております。

今日はお客様からよく疑問の声がある、“サフ”と“ジャマール”についてのお話です。

 

私たちは年に2度、現地イランのギャッベ工房へ赴き、織子さんが作ったギャッベを自らの目で選定し、買い付けを行っています。

専門家の目で質・芸術性ともに高いものを数あるギャッベの中から厳選していきます。そうやって選ばれた上質なギャッベだけが「アートギャッベ」として店頭に並ぶようになります。

 

私たちはその厳選されたアートギャッベに独自のランクを付けています。それがサフとジャマールです。

サフとジャマールにはそれぞれ特徴があり、どちらにも甲乙つけがたい良さがあります。上質なギャッベには変わりがないので、このブログを見て、それぞれの特徴を感じていただけたらと思います。

 

アートギャッベ ジャマール

ジャマールはアートギャッベの中で1番、目の細かい作りをしています。下にギャッベの裏面の写真がありますが、写真に写っている点々、その一目一目を織子さんが手結びで織っています。

ジャマールは柄や文様がより細かく表現されています。きめ細かな作りのため、目を奪われるようなギャッベが多いです。

ジャマール表

ジャマール 裏

裏を見てみると造りの細かさが分かります。一目一目糸の色を変えながらギュッと詰めながら織っている様子がうかがえます。

織りが細かいジャマールは他のギャッベよりも織りの手間をかけているので、お値段もより高くなります。

きめ細かい柄や文様の多いジャマールは、織り子さんが表現したい模様をはっきり見せるため、あえて毛足を残さずに薄く刈りそろえたギャッベが多くなっています。

ジャマールは目の詰まっていますので、なめらかな肌触りがお好みの方、細かく文様が表現されているギャッベが好きな方におススメです。

 

アートギャッベ サフ

サフ 表

サフ 裏

そして、2番目に織りの細かいサフ。裏の目の細かさはジャマールと比べると少しざっくりしています。

しかし、表を見てみるとサフでもジャマールと見間違えるほど細かく文様が表現されています。

サフはジャマールに比べ、ふわりとした手作りの優しい柄が楽しめます。また、サフはジャマールよりも毛足が長く、ふかふかしたじゅうたんが多いです。

毛足があるじゅうたんは歩いてみると足がじゅうたんに包まれる感触がありとても気持ちいいです。じゅうたんの上で寝そべることが多い方やじゅうたんの上での生活が多い方におススメです。

 

このようにジャマールには織子さんの突き詰めた芸術性と肌触りのなめらかさ、サフにはおおらかに表現された優しい文様とふかふかな毛足。それぞれに特徴がありどちらも素晴らしい魅力があります。

写真ではなかなかさわり心地までは伝わりにくい部分ではありますので、ぜひお店でサフとジャマール、それぞれの特徴を体感してみてください!

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