|
ZOLLANVARI ART GABBEH とは
もともと遊牧民のただの生活道具だったギャッベを最初に紹介したのがイランのZOLLANVARI(ゾランバリ)社でした。その後も、品質を向上させる為、遊牧民カシュガイ・ルリ族の中でも特に優れた技術を持つ織り子たちと契約をし、品質の向上・安定化に努めヨーロッパでGABBEH人気が高まり、世界の特に優れたカーペットに贈られるCARPET OSCAR賞に2度も輝いています |
|
―現地ペルシアで直接取材 その1― ZOLLANVARI ART GABBEH レポート |
| 素材は高地で育った羊毛のみを使用しています |
![]() | ![]() | ![]() |
|
羊毛(ウール)と一口に言っても品種は様々で山岳地帯種から低地の雑種まで多くの種類があります。その中でも山岳地帯で育った羊(マウンテンヒル種)は高地特有の乾燥に加え寒暖の差が厳しい苛酷な環境で生活しているので必然的に身を保護するため、毛のキメが細かく・長毛(ロングダウン)・多脂分になりその特徴として 「保温・保湿性に優れ」「脂分の天然コーティングが劣化を防ぐ」「収縮性に富む」「クリンプ性(毛並みの状態)がよく光沢がある」等の利点があり上質カーペットには最適といわれています。 ※一般のGABBEHで遊び毛が多く出るものや艶の少ないものは、平地で育った羊毛(ショートダウン種)で作られたものが多く短毛をスピン(紡ぐ)するため毛が切れてしまったり、脱脂されたパサパサな毛を使うからです。(脱脂=毛を保護する脂分を抜き取り口紅の原料などに二次加工されるものです。本来そのようなウールは現地ではかなり安く売買されています) |
| 糸は一本一本遊牧民の女性により手紡されています |
|
実際のスピンドル(紡撚車)を遊牧民から戴いたもので トライしてみましたが絶対に無理すぐあきらめました (T_T) | ![]() | ![]() |
女性は食事のとき意外 殆んど休み無く糸を 撚っています。 ←赤ちゃんをキリムの ゆりかごであやしな がら糸を作っていま す。 |
![]() |
|
手紡ぎは非常に時間がかかるため最近では安価な機械紡績(糸の太さが均一)が多くなってきましたが、ZOLLANVARI GABBEHの糸は遊牧民の女性が伝統を守りすべて手作業で紡がれています。手紡ぎでしか表現できない微妙な太さのムラが出来上がりの素朴さにつながるからです。 ※最近では機械紡績でも強弱を加え手紡ぎっぽくしているものをあるそうなのでご注意を! |
| 染料は草木で染められています | 草木の原材料は←クリック |
|
ZOLLANVARI GABBEHの最大の特徴である染色は天然の草木で染められています。一昔前までは遊牧民のテントの脇で釜で染めていましたが、今は品質の安定化の為にふもとの染色工場で行われています。(大きな釜に何トンもの大量の草木原料を入れないとキレイな色が出ないため) 遊牧民の言い伝えとして「草木には力が宿る」といわれ頑なに守っています。 着色はあえて均一に染め上げるのではなく脂分のあるウールの特色を生かした染色方法で自然な色斑(アブラッシュ)が出るように何度も繰返し染めていきます。あと草木原料に多く含まれる不純物が何とも言えない輝きと深みを醸し出してくれます。 草木で染められたGABBEHは年数の経過とともに風合いを増し、何ともいえない色合いに成長していきます。 ※ 天然草木の原料はかなり高価のため草木染は一部のGABBEHにしかございません、安く売られている草木染GABBEHは少量の草木に多量のケミカルカラー(化学染料)をミックスさせ染色されているものが多いです。(全体の5%以下でも草木染として卸すイランの業者も多いそうです。 国内の販売店でも現場を確認せず言われるまま草木染GABBEHとして販売しているところが多く少し残念な気がします) いずれにせよ草木染は化学染料のように液剤に入れて機械乾燥でハイ終わりと言うわけには行きませんかなりの手間がかかりますので必然的に割高になります。 |
左)茜の根を砕きパウダー状にしたもの 中)茶色の原料クルミの皮 右)黄色・緑の原料ジャシール 麻袋に入った何tもの材料が使われます。 | これは色の定着をよくする媒染剤、 |
||
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
●同じ媒染方法をしても、湿度や羊の脂分、年齢、食べ物によって色の出かたに違いが出ます。それが天然染料の面白いところ。 |
![]() ![]() ![]() |
草木染はこの様な大きな釜に入れて 染色⇔自然乾燥 を何度も繰り返します。染料を全体に混ぜるのもかなりの 重労働しかも工場内は草木の臭いと熱でいたたまれませんでした (>_<) | ![]() |
|
![]() | ![]() |
こうしてペルシアの青空の下で何日も自然乾燥されることにより発色がよくなり、繰り返し染めることで色落ちしにくくなるのです |
|
インテリアショップ ボー・デコール |
|
〒956-0024 新潟県新潟市新津4462-1 0250-22-0195(代表) 0250-24-0195(FAX) |