ブログ

こんにちは。新入社員の千葉です。

本日は伝統のキリムという織物のご紹介です。

 

キリムはトルコ・アナトリア高原から中央アジアの広い地域に住んでいる遊牧民が織る、平織りの織物のことです。

ウールで作られる平織りを「キリム」と総称しているので、長い歴史の中で部族ごとに発展を遂げたキリムは実に多種多様で、人を惹きつける魅力があります。

あるお客様で、織物が好きで休日にはキリムを探してお店巡りをするというお話も聞きました。それほどキリムは種類が豊富で奥深い織物なのです。

 

ボーデコール横浜店ではそのような個性的なキリムを多く展示しております。

本日はそのキリムたちを少しだけご紹介いたします。

 

カシュガイキリム

ギャッベの織子さんで有名なカシュガイ族が織ったキリム。カシュガイ族が織るキリムはリバーシブルで使うことのできるスリット織りと言われる技法で織られています。

カシュガイキリムはギャッベと同様、文様が描かれるのが特徴です。写真のギザギザは太陽の光を表すそうです。抽象的な文様は見る人に想像力を与えてくれます。織子さんが暮らす風景を想像しながら楽しめる一枚です。

 

ローズキリム

ロシア近くのモルドヴァ共和国という国で伝統的に織られてきたキリムです。

織り物とは思えないくらい、アート性があるローズキリム。それもそのはずで、このキリムは壁の装飾用にと作られた、見せるために作られた織り物なのです。

カシュガイキリムは抽象的な文様が描かれるのに対し、ローズキリムは黒地に花や鳥をまるで絵画のようにリアルに表現しています。装飾用となっていますが、元々キリムはウールで作られた丈夫な織り物ですので敷物としても使っていただけます。

 

コンヤキリム

トルコ・アナトリアキリムの中でも最高峰の品質と言われているのがコンヤキリムです。

アナトリアキリムは伝統的な文様を残しながら、模様を変形させたり、大胆な色使いなどアレンジを加えた個性あふれる一枚に仕上がります。

個性的なキリムが多いのでたくさん見ていても飽きない楽しみがあります。

 

キリムは日本の生活にいいアクセントとなります。

壁や吹き抜けのスロープにかけて飾るのも絵画を飾っているみたいで素敵です。また、丈夫なのでチェストの下に敷いてじゅうたんの代わりに使うこともできます。

キリムの使い方は幾通りもあります。

現地の織子さんも寝具の目隠しにキリムを使い、普段の遊牧生活を華やかに暮らしています。

アート性のあるキリムは暮らしを彩ってくれる心躍らせるアイテムです。

 

こんにちは。

いきなりですが、アートギャッベが好きな方はアートギャッベのどんなところに魅了されましたか?

織り子さんによる伝統ある文様?

草木で染められた柔らかな色合い?

上質な羊の毛で作られたなめらかな手触り?

 

見る方によって、アートギャッベを好きになるきっかけはさまざまかもしれません。

昨日のブログのように、「どこが、とは言えないけどとにかく好き!」と思ってくださる方も多いかもしれませんね。

ちなみに私は、アートギャッベならではの色の使い方にときめきます。

例えばこの緑色のアートギャッベ。

とても自然なグラデーションができていますね。

このアートギャッベをアップで見ると、

緑の中でも、明るい緑、深い緑、黄色みがかった緑など、さまざまな系統の緑を重ねて色が自然と移り変わっていく描き方になっています。

こちらは4色の彩りがきれいな1枚。

この一色一色の中でも、複雑に色糸が使われ、それが色むらとなりアートギャッベの表情となります。

そしてこのような色の使い方が、とてもリアルな情景として表現されることも。

模様はなく、とても静かな山並みが描かれています。

夕日を浴びた山並みの手前には、遊牧民の方々が生活をする大地が描かれ、山並みの奥には貴重な緑が広がります。

大地や草原、夕焼け空など、遊牧生活の中で眺める風景を、羊毛の糸で細かく描かれていった一枚は、まるで織り子さんと同じ景色を眺めているように思えてとても好きです。

 

皆様はアートギャッベのどんなところが好きですか?

ここでは紹介しきれない魅力たっぷりなアートギャッベが多く展示されております。

ぜひ、とっておきの一枚を見つけ出していただけたらと思います。

 

じゅうたんやカーテンを選ぶ時、一度使うと長く使うことになるので、後悔したくない!と悩まれるお客様が多くいらっしゃいます。

 

 

悩むのは当然のことですし、逆にあまり悩まれずにすぐにこれ! というお客様は多くないため、そういった場合は私たちもそのお客様の決断力に驚くことがあります。

 

『インテリアを選ぶ際には部屋の色を3色以内にまとめると良いんですよね?』

 

『あまり床と近すぎる色だと同化してしまいますよね?』

 

など、お客様からはさまざまなご質問を頂きます。

 

インテリアを選ぶ上ではさまざまな考え方がありますが、お客様とお話したり、さまざまなお客様のお宅へお届けして感じることがあります。

 

 

それは「あー、これ好きだなぁ」という正直な感覚を大切にするのがよいということです。

 

 

インテリアの話ではないのですが、先日ある方が仕事について語っていて、その方は経営にたずさわる方だったのですが、これから働こうとする若者たちにどんな言葉をかけるかというと「理由もなく好き!と思えることを仕事にしなさい」と話しているそうです。

 

 

その方がおっしゃっていたのはこういうことでした。

 

「仕事も恋愛も、他のことも共通することだけど、たとえば〇〇さんのことが好き、と言った時にどうして好きなの?って聞かれてももちろん理由はこたえられるけれど、一言ですむようなものじゃないですよね。心から好きと思えるものはもちろんいろいろな好きな理由があるんだけれど、それって理屈じゃなくてとにかく好き、ってことですよね。そう思えるようなものが仕事の中にあると続けられるし頑張ることができる」というものでした。

 

仕事と恋愛とインテリア選びと、全く違う分野のことですが、お店にお越しいただくお客様がじゅうたんやカーテンをお選びいただく時に話をしていたことと、とてもリンクする内容だったので興味深くお話を伺いました。

 

どんなデザイン、色合いがいいんだろう、部屋の雰囲気に合わなかったらどうしよう、選んだ後にこっちが良かったって後悔したらどうしよう。

 

インテリアを選ぶ時にはさまざまなことが頭に浮かびます。

 

 

そんな考えを一旦フラットにして、楽しみながら眺めていく。そしてじっくりと感触を確かめる中で「これ、好き!」という心の声に正直になる、というのがインテリアを選ぶひとつのコツのようなものではないでしょうか。

 

もちろんお店では、大きさや色合い、素材感など専門的な視点からお話させて頂きながら、これにしてよかった!というじゅうたんやカーテンをお選びいただくためのお手伝いをさせて頂いています。そんな中でもお客様の「好き!」という感覚を大切にしていきたいと考えていますので、ぜひじっくりとお店でご体感頂ければと思います。

(c)copyright BD corporation. Allright Reserved.