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【アートギャッベ】 かがりの秘密

2016.09.11

こんにちは。
本日は一日雨模様の横浜です。

ボー・デコール横浜店のアートギャッベ。
他のお店のギャッベと違う…と良く言われます。

その理由はデザインもあると思いますが、本日はその中でも かがり の違いについてご紹介します。

 

①そもそもかがりって?
②かがりの仕上げ方
③かがりへのこだわり

 


①そもそもかがりって?

かがりとは、アートギャッベの縁のことです。
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ご覧のとおり、何も飾りがついておりません。
このふちのことをかがりと呼んでいます。

手織りのじゅうたんは、縦糸と横糸を使って織っていきますが、折り終わった後にほつれないための最後の仕上げで、かがりをつけます。
織り込んで縫い込むことをオーバーロックと呼びます。

では、どのようにしてかがりを仕上げているのでしょうか?

 


 ②かがりの仕上げ方

では、じゅうたんが完成してから、かがりを付けるまでの工程をご紹介します♪

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出来上がって、織り機から外れる前の状態。
もこもこの毛足がある部分と平織りをされている部分と別れておりますが、この平織りの部分を丸め込みかがりにしています。

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完成後、糸がほどけないように、しっかり詰めていきます。※この作業が丈夫なギャッベにするためにとても大事!
そして、ザクッザクッと無造作に縦糸の断髪式が始まります…

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糸を横に通し、数か所結び終わったら、ザーッと横に思いっきり縦糸を切っていきます。

 

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これで、織り機から外れ、アートギャッベがお披露目されます!

 

それからお手入れ工場へとギャッベは移動をし、職人さんの手によってかがりの仕上げに入ります。
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横も丁寧に、ほつれることのないようしっかり仕上げをしてくれています。

多くの方の手が加わり、出来上がるアートギャッベ。
ずっと永く使うことのできる、丈夫さはここから来ているのですね。

 


 ③かがりへのこだわり

ここで、なんでギャッベなのにポンポンがついていたり、ふちがふさふさにしないの?と疑問を感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか??

実は、ボー・デコールがこだわる大切なポイントなのです。

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市販のギャッベ

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アートギャッベ

 

市販のギャッベは、ふさふさが付いていて可愛らしさがありますが、これは先ほどのかがりを付ける工程をしていない印です。
ふさは、縦糸がそのまま出てしまっている状態です。
ここをワンちゃんネコちゃんにボロボロにされてしまうケースもあるのだとか…

そこからほどけてしまってじゅうたんが悪くなるとは、せっかく気に入って選んだじゅうたんなのにとっても悲しいですよね?
私たちは。永く安心して使って頂けるために、手間を惜しまずこのかがりを手間をかけて織り込み、縫う作業を欠かさず行います。

あと、もう一つ大切な理由があります!
何も装飾品は付けずに、すっきり魅せることで、アートギャッベそのものを楽しんでもらいたいという想いもあって、このかがりはシンプルに且つ丈夫にしているのです。

長くなってしまいましたが、このような想いで見えない部分までもこだわりを持ってアートギャッベは作られています。
ぜひ、機会がございましたら店頭で、お持ちの方はかがりに注目してみてくださいね。