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【アートギャッベ】雨の季節に思い出すこと

2018.06.16

梅雨に入り、雨の日が増えてきました。

 

 

私は傘をさすのがあまり好きではなく、子どものころは外で遊ぶのが大好きだったので
梅雨の時期は憂鬱な気持ちになっていました。(それでも気合で遊んでいましたが・・・)

 

大人になって、車に乗るようになってからは雨で不便さを感じることも少なりました。

雨の中を走る車の音や、雨に濡れた葉っぱの香りを感じとれるようになり、
雨の日も悪くないな、と思うようになったものです。

私たちは年に3回、イランを訪れるのですが、何度も訪れたことのあるイランでも

雨に遭遇したのはほんの数えるほどしかありません。

私も2回だけイランの雨に出会いましたが、パラパラとぱらつく程度で、すぐに降りやんでしまいました。

イランで雨が降った日、隣にいたイランのスタッフさんが、「いい天気、今日はラッキー!」と言ったのでした。

なぜ?と聞くと、「イランではめったに雨が降らないから雨が降るといい天気!って言うんだよ」と
教えてくれました。

「日本では逆だよ。場所がかわれば捉え方は真逆だね!」とその時いた皆さんと驚いた覚えがあります。それもそのはず、イランでは年間の降水量が日本の一か月よりも少ない量です。

 

 

一番雨が降る4月でも35ミリほどで、日本だと一日で降ってしまうくらいの量です。
夏ともなると月で2,3ミリほどと、ほとんど雨がふりません。

そんな状況で飲料水や作物は大丈夫なの?と心配になりましたが、冬に山へ積もった雪が
だんだんと溶けて雪解け水となり、イランの人々の暮らしを潤してくれているのです。

以前、日本に手織りの実演に来られたイランの女性は雨を見てとても喜んで「カシャンゲ!」と言っていました。
カシャンゲとはペルシャ語で美しい、という意味です。
カシャンゲ、と言いながら踊ろう♪といって、雨の舞をみんなに披露してくれたのでした。

大切な水。それがこの雨からもたらされるという当たり前のことにあらためて感謝しつつ
雨が降ったら「いい天気!ありがとう。」という気持ちでイラン流に過ごしてみるのも良いかもしれません。

 

ちなみに雨の日はアートギャッベが湿気を含んで、呼吸とともに羊の毛のにおいが
いつもより少しはっきりと感じられます。

そのにおいを感じたら決まってこんな風景が頭にふくらみます。

 

雨の日に、自然の恵みを感じながらアートギャッベを楽しむのはいかがですか?