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手仕事のじゅうたん、踏み心地の特徴

2018.07.29

私たちはいくつかの手仕事の絨毯をお客様にご紹介しています。

 

はじめは皆さまデザインについてご検討される場合が多いのですが、お使いいただくお客様からお話をお伺いすると、実際の使い心地、特に踏み心地が大切という声を多くいただいています。

 

そこで本日は手仕事の絨毯の踏み心地についてご紹介いたします。

 

私たちがご紹介している手仕事のじゅうたんは主に4種類です。

 

ペルシアの手織りじゅうたん

アートギャッベ

 

 

安全・安心の手仕事で仕上げたハグみじゅうたんから3種類

 

ておりシリーズ

 

 

てざわりシリーズ

 

 

リバーシブルシリーズ

 

 

こちらの4種類です。ひとつひとつ踏み心地というポイントで見てみましょう。

 

 

まずはアートギャッベ。

 

アートギャッベはユネスコの無形文化遺産にも登録されている、伝統的なペルシアの手織りの技術で織られている絨毯です。

 

 

手織りのじゅうたんの特徴としては、織り手の女性が糸を結んで切って、結んで切ってと一目一目丁寧に織り上げ、自分の方へ道具を使って結び目をたたいて詰めていくので、毛が同じ方向を向いて斜めに倒れています。

 

 

織りあがった後、仕上げの工程で職人さんがバリカンできれいに刈りそろえて柄をきれいにだすのですが、もともとは外で使う絨毯という文化があり、寒さをしのいだり、床の代わりとしてクッション性を出すために毛足を長めにするのが特徴です。

 

 

踏んだ時の目が詰んで毛足がふかっとした独特の感触はアートギャッベならではの気持ち良さです。

 

 

続いてハグみじゅうたんのておりシリーズ。

 

 

こちらはアートギャッベ同様に手織りで一枚一枚織り上げられている絨毯ですが、刈り込む段階で毛足を少し短めにして、グラデーションやストライプの印象をより美しく見えるようにしています。

そのため、ふかっとした踏み心地ではありませんが、手織り独特の弾力とともに、なめらかな肌触りが特徴です。手織り絨毯は毛が斜めにたおれているため、毛の横を触る感触となり、なめらかで気持ちいいのが特徴です。ておりシリーズはその中でも毛足を少し短めにしているため、お使いのお客様からは「なめらかでサラッとした感じが夏、特に気持ちいい」という声をいただいています。

 

 

続いてハグみじゅうたん、てざわりシリーズ。

 

 

こちらは手機織り機で織りあげたシリーズで、毛足がまっすぐ立っているのが特徴です。そのため、毛足の長さをそれほど長いわけではありませんが、まっすぐ立っている分厚みを感じで、踏んだ時の感触も厚みを感じ、気持ち良いのが特徴です。ゴロゴロしたい、小さなお子さまが転んだりするのが不安、というお客様はより安心できる厚みでおすすめです。

 

最後にリバーシブルシリーズ。

 

 

こちらも手機織り機で織りあげているのですが、毛足がでない薄手のタイプなので、サラッとした肌触りが特徴です。リビングなどで直接座って気持ち良さを楽しみたい、というお客様には他のシリーズがおすすめですが、ダイニングやチェアの下に敷きたいというお客様や、直接じゅうたんに座ることはほとんどないため、よりサラッとした感触のものが良い、というお客様におすすめのシリーズです。

 

手仕事のじゅうたんと言っても、織り方や仕上げの仕方でさまざまな毛足や厚みの特徴があります。それぞれ全く違い踏み心地、気持ち良さですので、ぜひお店でご体感ください。

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