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こんにちは。新入社員の千葉です。

本日は三連休の最終日。程よく雲があり、過ごしやすい日ですね。

お店も午前から多くのお客様にご来店いただいております。

 

今日はお客様からよく疑問の声がある、“サフ”と“ジャマール”についてのお話です。

 

私たちは年に2度、現地イランのギャッベの工房へ赴き、織子さんが作ったギャッベを自らの目で選定し、買い付けを行っています。

専門家の目で質、芸術性ともに高いものを多くのギャッベの中から厳選していきます。そうやって選ばれた上質なギャッベだけが「アートギャッベ」として店頭に並ぶようになります。

 

私たちはその厳選されたアートギャッベにさらにサフやジャマールなど、独自で織り目のランクをつけています。サフとジャマールにはそれぞれ特徴があり、どちらにも甲乙つけがたい良さがあります。上質なギャッベには変わりがないのでそれぞれの特徴を感じていただけたらと思います。

 

アートギャッベ ジャマール

ジャマールはアートギャッベの中で1番目の細かい作りをしています。下にギャッベの裏面の写真がありますが、写真に写っている点々、その一目一目を織子さんが手結びで織っています。

ジャマールは柄や文様がより細かく表現しています。細かな作りのため、目を奪われるようなギャッベが多いです。

ジャマール 表

ジャマール 裏

裏を見てみると造りの細かさが分かります。一目一目糸の色を変えながらギュッと詰めながら織っていることがうかがえます。

織りが細かいジャマールは他のギャッベより織ることに手間をかけるので、お値段もより高くなります。織子さんの表現を活かすために柄や文様の多いジャマールは、毛足薄く刈りそろえて柄や文様をはっきり見せているギャッベが多いです。

ジャマールは目の詰まっていますので、なめらかな肌触りがお好みの方、細かく文様が表現されているギャッベが好きな方におススメです。

 

アートギャッベ サフ

サフ 表

サフ 裏

そして、2番目に織りの細かいサフ。裏の目の細かさはジャマールと比べると少しざっくりしています。

しかし、表を見てみるとサフでもジャマールと見間違えるほど細かく文様が表現されています。

サフはジャマールに比べ、ふわりとした手作りの優しい柄が楽しめます。またジャマールよりも毛足が長く、ふかふかしたじゅうたんがサフには多いです。毛足があるじゅうたんは歩いてみると足がじゅうたんに包まれる感触がありとても気持ちいいです。じゅうたんの上で寝そべることが多い方やじゅうたんの上での生活が多い方におススメです。

 

このようにジャマールには織子さんの突き詰めた芸術性となめらかさ、サフにはおおらかに表現された優しい文様とふかふかな毛足、それぞれに特徴がありどちらも素晴らしい魅力があります。

なかなか写真ではさわり心地までは伝わりにくい部分ではありますので、ぜひお店でサフとジャマール、それぞれの特徴を体感してみてください!

こんにちは。新入社員の千葉です。

 

本日は原毛(染めていない羊の毛)のじゅうたんについてのお話です。

突然ですがみなさんの想像する羊はどのような羊ですか。

きっと、下の写真のようにふわふわもこもこの白い羊を思い浮かべるのではないのでしょうか。

 

しかし、ギャッベで使われる羊の毛は種類が異なります。

ギャッベの羊毛はヤギのようなストレートな毛をもつイランの羊の毛を使います。

その羊の毛を使い、へたりにくく丈夫なじゅうたんへと仕上がります。

また、毛の色は白だけではないのです。白い羊のほかにグレーや茶色、黒い羊もいます。中には白と黒が混ざった色の羊もいます。

ギャッベではこのような羊たちの毛の色をそのまま使って表現する原毛のじゅうたんがあります。

染色の工程がない分、羊の上質な脂分がたくさん残っているので、よりしっとりなめらかとした感触を楽しめるのが原毛のじゅうたんの特徴です。頬ですりすりしたくなるほどの心地よさがあります。

 

ボーデコール横浜店でも染めていない羊の毛でできた、原毛のギャッベが展示してあります。

こちらは原毛でパッチワーク柄のじゅうたん。

色をうまく使い分けてパッチワークを表現しています。シカや生命の樹、女の人の文様も同化しないような色使いをされていて素敵な一枚です。

なんとなく懐かしく感じるのは、原毛の白黒茶のセピア色で表現されているからでしょうか。

 

原毛だけで馬を表現した一枚。

額縁に入れたいほど写実的に馬が描かれた原毛のじゅうたんです。

馬が描かれるギャッベはなかなかお目にかかれません。

アート性が高く個人的にお気に入りのギャッベです!

 

こちらのじゅうたんは体感コーナーの壁に絵画のように展示しております。

もちろんこちらもギャッベですので、敷いて肌触りも体感いただけます。ご来店の際は是非原毛の気持ちよさを感じてみてください。

 

原毛のギャッベはアート性だけではなく肌触りがとても気持ちいいです。

私は原毛のギャッベを触れるとき、動物を撫でている時と同じ感覚になります。脂分が豊富な分、天然素材の気持ち良さが楽しめます。

ボーデコール横浜店では原毛のギャッベを多数展示してあります。実際に触ってみて原毛の気持ちよさを体感してみてください。

自然素材のインテリアを使うことで感じる魅力ってなんでしょうか。安心できる質感や使い込むことで生まれる味わい深さなど、さまざまなことがありますが、とても大きなことは、自然素材のインテリアを通して、日常の自然との繋がりを感じられることではないでしょうか。

それがあることで気温や湿度、太陽の光などの自然のうつろいをよりダイレクトに感じることができます。たとえばリネンカーテンの素材、リネンを通して、こんなことを感じることができます。

 

リネンは天然の湿度計

 

 

湿度が高い時には湿気を吸い込んで生地が伸び、湿度が低い時には湿気を発散して生地が縮みます。
お店の展示しているリネンカーテンたちもご覧の通り、生地が違えば染色や織りの種類なども変わってきて、湿度の違いでみな思い思いの伸び縮みをしています。

 

 

リネンから差し込む柔らかな光

 

 

 

リネンは植物の茎から作られた生地。天然繊維のため、繊維の太さがひとつひとつ異なります。その異なる繊維を糸にしているため、さまざまな太さの糸ができあがるのです。窓から差し込む光は、そのまばらな繊維の糸の合間から差し込むため、均一ではない独特の光の入り方となり、なんとも優しい雰囲気にしてくれるのです。

 

リネンだけでなく、ウールをつかったアートギャッベやハグみじゅうたんも、自然素材を通して、日常の自然のうつろいを感じることができます。

 

お店ではぜひじっくりと触れながら、時間の許すかぎりご体感ください。