ABOUT CARE
アートギャッベは目の詰んだ絨毯です。ほこりや食べかすなども絨毯の表面でとまり、奥まで入りにくいため、毛並みに沿って掃除機をかけて頂ければ吸い取ることができます。縁の部分もほこりが溜まりやすいので、掃除機掛けを行って下さい。
アートギャッベは天然の羊毛を手紡ぎし、手織りで織り上げられているため、刈り込んだ後の残った毛や紡がれた一部の毛が遊び毛として表面に出てきます。これは新しいものほど多く、商品によって遊び毛の量には差があります。使い始めのうちは特に多く、掃除機を毛並みに沿ってかけながらお使いいただくと半年から1年ほどで比較的おさまってきます。多いものではそれ以上の期間、続くこともございます。手織り絨毯特有の性質ではありますが、気兼ね無く使うことにより、遊び毛も早く少なくなり、毛も少しずつ柔らかくなってまいりますので、ご安心してお使いください。
お湯で固く絞った雑巾で毛並みに沿うようにやさしく拭きます。半年または季節ごとに行うことをお勧め致します。汚れがおちない場合は、ウール用洗剤やシャンプーなどをうすめたもので拭いて、次に水拭きをし、最後に乾いた布で乾拭きをしてください。
すぐにタオルでこすらずに軽く押し当てて水分吸い取ってください。色が残るようでしたら少しずつ水をかけながらタオルで叩いていくとよく落ちます。最後に乾拭きをしていただくと乾きやすくなります。
Q&A
回転ブラシのついた掃除機で絨毯に掃除機を掛ける場合、糸を痛め毛羽立ちの原因となる可能性がございます。ご使用の際にはブラシの回転をオフにするか、付属の回転しないタイプのヘッドに変更し、掃除機かけを行ってください。回転をオフにできないタイプの掃除機のご使用は、恐れ入りますがお控え頂きますようお願いいたします。
自動運転タイプの掃除機は、微細なほこりを感知するセンサーが付いており、絨毯の毛先に過敏に反応し、絶えずアートギャッベの上で運転することもありますので、運転時間の設定の変更をお勧めいたします。
アートギャッベはおもに草木による染料で羊毛の糸を染めた後、天日干しを行い、さらに最後の仕上げの段階で直射日光による天日干しを行っております。そのため、日光による色焼けの心配は少なくなっておりますが使用する場所によっても変化は異なりますので、半年に1度ほど向きを逆にしていただくと、窓からの日光のあたりも分散されます。向きを変えることにより、アートギャッベ特有の艶で色の見え方の違いもお楽しみ頂くことができます。強く水拭き、熱いお湯での拭く作業する場合、染料が色落ちする可能性がございますのでご注意ください。
アートギャッベは上質な羊毛を使用し、冬の毛のみを使っているため、羊毛特有のにおいは少ないですが、湿気の多くなる季節、梅雨時などは特ににおいを感じる可能性がございます。健康を害するものではございませんので、その際には、晴れた日に陰干しをしたり、お部屋の換気を十分に行ってください。裏地がない手織り絨毯のため、通気性が良くカビなどの心配も少ないですが、湿気の多い時期などは通気や乾燥を心がけて頂くとより安心してご使用頂けます。
汚れが目立ってきたり、シミ抜き等の必要な場合は、絨毯専門のクリーニングをお勧めいたします。当方でも専門のクリーニングをいたします(有料)。その場合、一ヶ月ほど日数をいただきます。お見積もりなどすぐに行いますので、お求め頂いた店舗へご相談ください。