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ふわふわな冬毛を使ったアートギャッベ

2021.12.09

皆さんこんにちは。

本日は、アートギャッベの肌触りのしっとりさを感じさせてくれるウール素材についてご紹介します。上質な肌触りには素材へのこだわりに秘密があります。

ウールといっても様々な種類のものがあり、どのような素材を使うのかで肌触りもかなり変わってきます。イランでは主に夏に刈る夏毛、冬に刈る冬毛の2種類があります。

刈る時期によって何が違うのでしょうか?興味深いところですね。

私たちがご紹介しているアートギャッベは上記の写真の冬毛を使っています。冬に刈る毛は毛足が長く、とても柔らかくてふわふわです。標高約2500~3000mのところに住んでいる羊さんの毛のため、一年を通じて気温差がかなりあります。夏は40度を超えることもあれば、冬になると氷点下になることも、、この厳しい寒さを乗り越えるため、羊さんは身を守るための油分を毛に沢山含むのです。そうするとしっとり感も感じられ、思わず撫でたくなる肌触りになります。

夏に刈る毛、夏毛の特徴としては硬くて短いです。夏場は40度とかなり気温も上がり、直射日光が当たり続けるので日焼けしてしまい毛も固くなります。夏場は雨も降らず羊さんの食用の草木も育ちにくいので、羊さんの毛も十分に伸びないのです。そうすると羊毛のによいもきつくなるので、実際にお使いになる時に気になってしまうかもしれません。

刈る時期が異なると羊さんが育つ環境も違うので羊の毛の品質もかなり変わりますね。夏毛と比べると品質も高くなるので、現地でも高値で販売されています。

冬の毛のみを厳選して織り込まれたアートギャッベの肌触りはとっても気持ちよくやみつきになります。皆様もぜひ店頭にて実際に触れてみてはいかがでしょうか?

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