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こんにちは。新入社員の千葉です。

 

昨年の八月。

私は海外のハグみじゅうたんの工房さんへ行き、現地の職人さんとハグみじゅうたんの検品のお仕事。

約2週間の研修で、糸を染める工房さんからじゅうたんを織り上げる工房さんまで見に行くことが出来ました。

今回はその海外研修で、じゅうたんの洗浄に携わる職人さんを見学した時のお話です。

 

中庭に立派なヤシの木が植えられたこの工房。

こちらの工房では、多くのハグみじゅうたんを手仕事で作っています。

 

じゅうたんの天日干しが出来るよう、広大な敷地でじゅうたんを織り上げています。

そんな広い敷地で天日干しされているじゅうたんは、のびのびしているようにも見えました。

この天日干しされたじゅうたん。

実はきれいな水で洗浄された後の状態です。

 

こちらの工房の裏手には、じゅうたんを洗浄するための細長い井戸があります。

地下水を溜めた井戸で洗浄され、そのあとに天日干しされているのです。

地下水は不純物が少なく特にきれいなため、井戸の中では小魚が群れを成して泳ぐほど澄んでいます。

 

洗浄の職人さんはその水を使い、織り上がったばかりのじゅうたんを洗浄していきます。

バケツで勢いよく水をかけ、

大きなへらでゴシゴシと洗います。

力強く洗うにつれ、遊び毛などが職人さんの背の方へと流れていきます。

こうすることで、じゅうたんに付いている枯れ葉やあそび毛などをきれいに洗い流せるのです。

日本ではじゅうたんを常に触っていましたが、洗浄前のじゅうたんはこんなにも遊び毛が出ることを知り、素直に驚きました。

職人さんから洗浄の重要さを改めて教えて海外研修となりました。

洗浄を終えて天日干しされたじゅうたんは、心なしか輝いているようにも見えました。

ハグみじゅうたんの安心安全な造りは、きれいな水と職人さんの丁寧な洗浄技術が支えているのです。

こんにちは。

シワ感などの表情ある風合いが魅力的なリネン。

このリネンをカーテンにする魅力は、このような風合いの他にもたくさんございます。

 

例えば、調湿効果があるということ。

リネンはフラックスという植物の茎からできる天然素材。

そのためリネン自身も呼吸のような動きを見せてくれます。

そしてその動きは、空間の湿度を調整してくれるはたらきにも繋がっています。

 

夏の梅雨の時期特有の、ジメっとしているときにはその湿気をリネンが吸い込み、

そして冬の乾燥している時期には、その吸い込んでいた湿気を吐き出してくれます。

 

これがまさに、呼吸と同じ動き。

 

よくリネンの動きというと「縮み」が連想されると思いますが、先述したようにリネンは湿気を含みますので、むしろ「伸びる」ときのほうが多いのです!

 

こちらは横浜店で展示をしているLif/Linのリネンカーテンたちですが、このカーテンたちの裾の部分に目をやると…

緑色のリネンカーテン(LL2133)だけは床にちょこんと着いていました!

 

決して緑色のリネンカーテンだけが伸びやすいというわけではありません。

他のカーテンも、よーく見ると長さが若干違っています。

展示を始めたばかりのときは全て長さが揃っている状態でしたが、長い年月を経て、湿気を含んだことやカーテンの自重によって生地が伸び、このように長さも変わったのでした。

 

ちなみに、リネンの「縮み」についてですが、その動きは洗ったときに起こります。

生地を洗うことで、繊維が引き締まり生地が縮んだ状態になるのです。

お洗濯をすることで生地は縮みますが、洗わずに放っておいた場合には勝手に縮んでしまうということはありません。

 

もし、リネンのカーテンを使っているときに「洗っていないのに縮んだ…?」と感じることがあったら、

湿気を吸い込んで伸びていたリネンカーテンの裾が、湿気を吐き出したことで元の長さに近づいていたときなのかもしれませんね。

 

自然素材のリネンカーテンをお使いの際は、“生きている”と思って見ていただくととても面白いですよ。

動きを見せながら、家の中の湿気を調整してくれているリネンカーテン。

お部屋の中をより快適にしてくれる小さなきっかけになってくれるはずです。

 


*+ボー・デコール横浜店からのお知らせ+*

2月12日(火)~2月15日(金)の4日間は、

イベント出展のため臨時休業とさせて頂きます。

ご迷惑をお掛けしますが、ご理解の程、よろしくお願い致します。

 

こんにちは。新入社員の千葉です。

 

本日は原毛(染めていない羊の毛)のじゅうたんについてのお話です。

突然ですがみなさんは羊と聞いたら、想像する羊はどのような毛をしているでしょうか。

きっと、下の写真のようにふわふわもこもこの白い毛をまとった羊を思い浮かべるのではないのでしょうか。

 

しかし、ギャッベで使われる羊の毛は種類が異なります。

ギャッベの羊毛はヤギのようなストレートな毛をもつイランの羊の毛を使います。

この羊は”高山羊”という羊で、寒暖差の激しいイランの高山地帯に適応するため、毛には上質な脂分をたっぷりと含んでいます。

ギャッベのなめらかな肌触りは、高山羊たちの上質な脂分のお陰なのです。

高山羊は白い毛をもつ子だけでなく、黒、茶色といった色の色を持つ羊もいるのです。

原毛のアートギャッベとは、そんな高山羊たちのそのままの毛を使って織り上げたじゅうたんなのです。

染色の工程がない分、羊の上質な脂分がたくさん残っているので、よりしっとりなめらかとした感触を楽しめるのが原毛のじゅうたんの特徴です。

頬ですりすりしたくなるほどの心地よさがありますよ。

 

ボーデコール横浜店でも染めていない羊の毛でできた、原毛のギャッベが展示してあります。

こちらは原毛でパッチワーク柄を表現したじゅうたん。

色をうまく使い分けてパッチワークを表現しています。シカや生命の樹、女の人の文様も同化しないような色使いをされていて素敵な一枚です。

なんとなく懐かしく感じるのは、原毛の白黒茶のセピア色で表現されているからでしょうか。

 

原毛だけで馬を表現した一枚。

額縁に入れたいほど写実的に馬が描かれた原毛のじゅうたんです。

馬が描かれるギャッベはなかなかお目にかかれません。

アート性が高く個人的にお気に入りのギャッベです!

 

原毛のアートギャッベは芸術性だけではなく肌触りもとても気持ちいいです。

私は原毛のギャッベを触れるとき、動物を撫でている時と同じ感覚になります。脂分が豊富な分、天然素材の気持ち良さが楽しめます。

ボーデコール横浜店では原毛のギャッベを多数展示してあります。実際に触ってみて原毛の気持ちよさを体感してみてください。